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祇園「芸妓の手打」を楽しむ会
2011.07.01
(このイベントは終了いたしました。)

2009年10月7日(水曜日)
ウェスティン都ホテル京都 <瑞穂の間>
開宴:午後7時
 
■「手打」の由来

 京都は歌舞伎発祥の地で(慶長8年1603年)、四条河原には芝居小屋がいくつか建っていました。歌舞伎役者はここで1年間(11月から翌年10月まで)出演することになっていました。それで毎年11月(今では12月)にこれらの俳優の顔見世が行われて、太夫元、座頭、役者などが出演の契約を結ぶために「手打」を行ないました。(お互いに手を打ち合わせて契約を固めることは日本の古い風習です。)ところがこのような固めの手打とは別に、顔見世の招き看板も上がり、大夫元、座頭、役者などが芝居小屋に乗り込むのを迎えて贔屓、馴染みの人々が盛大に「手打」を行なうことがありました。即ち、役者の乗り込みを迎える手打式がこの曲のもとになっています。従って「手打」は舞ではありません。
 現在では京都南座で毎年の吉例として顔見世興行が12月に行なわれていますが、実はもう昔のような一年間の契約ということもなく、この役者を迎える手打も行なわれていません。祇園の芸妓連の間にただ「芸妓の手打」が残っています。祇園新地は、もともと四条河原の芝居小屋のあたりに始められたもので、その芸妓連が顔見世に乗りこむ役者を迎えて手打を行なったことは当然のことでしょう。これは、大阪道頓堀でも同じでした。江戸でも行なわれていましたが、今では京都の祇園だけに伝わり名物の一つになっています。
 揃いの紋付きの衣裳に頭に笹りんどうの紋のある手拭を細くたたんでのせた芸妓さんが、手に紫檀の拍子木を持ち、それを打ちながら出てきます。この中に今回は二人「木頭」とよばれる人がおり、その音頭によって、舞台上で三味線や笛、太鼓にあわせて唄をうたったり、ほめ言葉を言ったり、拍子木を打ったりします。この様子や一斉に噺し打たれた紫檀の拍子木の響きは、なかなか賑々しく、絢爛かつ古風を保って雅やかなものです。
 曲には「七福神」「石橋」「花づくし」「地つき」「道成寺」「浮船話」「さらし」「七草」「おひたき」「海老」などいろいろあり、昔の京の顔見世の賑わいを想像させ珍しい出し物です。現在、祇園の芸妓の演じる「手打」は、明治に市川団十郎が京都に出演した時行なわれたもので、作詞は当時京都の風雅人として有名であった金子静枝翁だと言われています。



■プログラム
■開場 午後6時30分 ■開宴 午後7時
■司会 挨拶 ■世話人代表挨拶  
■手打ち 入場「七福神」と「花づくし」 ■手打ち 終了
■乾杯 (株)京都銀行
専務取締役代表取締役
高﨑秀夫 様
■食事  
■ソプラノ歌唱   ■食事  
■ゴルフコンペ表彰式   ■中締め 王子製紙株式会社
関西営業支社 支社長
菊地  幸雄 様
■世話人 浦竹 重行
濱野 厚
柿本 悦子
■世話人代表 柿本 新也


■手打「七福神」「花づくし」
祇園甲部より総勢38名
「七福神」
アリャーーヨォー
艫拍子そろえてエイサチョッチキーー
沖の方見りゃ七福神の入舟がのぼる、
福を守るは大国天よ甲子の日に二股大根、供え祭りてサァサござった何がござった
(唄)当年の恵方より商ひ神がござった
あさうり千貫ひる千貫まだまだ千貫ソレ千貫
せんじょうもまんじょうも賑ひのとんとじゅうぶん帆を巻きあげて
(唄)浪のり舟の音のよきかな 米積みあげておいおいに千石舟もつゞかんせ、
オットよりそう舟唄は天保山を目当にて、入るぞ港へ宝舟、エッサェー、
浪も豊かに日なみよくエッサッサとりかじやガッテンジャ
おもかじやガッテンジャアリャーーアリャのりこんだヨイ


「花づくし」

アリャーーアリャーーーョウ
 一ように春やきにけり山桜 一花ひらけば七重桜や、よいちご桜糸桜 におい桜の色もよう。
 九重にさけども花の八重桜、いくよの春をかさぬらん
しかるに花の名高きは所じまんの土地の花 素顔も仇
なさくらいろ 芸妓舞妓をこぎまぜて祇園新地と名に
見する都の花をとどめたり
 ここは又嵐山。
千もとの花を植えおきて、花見はいつも所柄物言う花を連れだちて右と左の色くらべ。
 いつしか夏も打過ぎて。
秋も葉末になりぬれば木々の梢も色づきて嵐の山のも
みじばの水にてりそう夕日かげ高雄龍田も何の物かは
頃しも秋の一時雨。(合)
 ふぜいなりけるしだいなり。
ヤ 祝ひませう ヨイ。


 

■ソプラノ歌唱
1曲目 Alleluja (アレルヤ)W.A.モーツァルト

モーツァルトの有名な教会音楽エクスルターテ・ユービラーテより
三楽章からなるモテットの結びの章。
教会音楽とはいえ極めて華麗で演奏効果に富み演奏会用アリアと呼んでもおかしくないといわれている。

2曲目 O. mio babbino caro (お父様にお願い)G.プッチーニ

オペラ「ジャンニスキッキ」より
結婚の許しを父親に懇願する娘の思いをうたったアリア
近年でもCMやドラマ音楽などに使用され日本でも人気の高いアリアの1つである。
「ああ!いとしいお父様、私はあの人を愛しています
もしもその愛がかなわぬのならヴェッキオ橋から身を投げるでしょう」

3曲目 踊り明かそう

オードリー・ヘップバーン主演
ミュージカル映画「マイ フェア レディー」よりのナンバー
 

<ソプラノ>太田共子
ノートルダム女子大学芸術学専攻卒業。16歳より声楽を桐山都貴子氏に師事。京都音楽院にて音楽療法を学ぶ。ムジカA国際音楽協会によるウィーン公演、オペラハイライトに出演。音楽団体MIRE音倶楽部所属。数々のコンサートに出演。'04'05'09ソプラノリサイタル「歌の夕べ」開催。
<ピアノ>小林美智
同志社女子大学学芸学部ピアノ専攻卒業。同大学音楽学会《頌啓会》特別専修生終了。主にコンサートやコンクールの伴奏者として活動している。第19回奏楽堂日本歌曲コンクール優秀共演者賞受賞。ムジカA国際音楽協会会員。
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